ホワイトニングとクリーニング違いは?
皆さま、こんにちは。
熊本市菊陽町、JR三里木駅より徒歩2分の【りの歯科矯正歯科】です。
ホワイトニングとクリーニングは、どちらも歯を美しく保つための施術ですが、それぞれ目的や内容にはっきりした違いがあります。
ホワイトニングは、専用の薬剤で歯の色素沈着を分解して、歯の内側から白くする施術です。
オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング2つの方法があります。
歯科医院で施術する「オフィスホワイトニング」は、有資格者だけが扱える過酸化水素を歯の表面に塗り、特殊な光を当てることで色素を分解します。
ご自宅でお好きな時間にできる「ホームホワイトニング」は、患者さまご自身が扱える低濃度の薬剤をマウスピーストレーに入れて、毎日指定された時間装着することで少しずつ漂白していきます。
このように、ホワイトニングは審美的な目的で行います。
クリーニングは、プラーク(歯垢)・歯石・着色など、歯の表面についてしまった汚れを除去するのが目的です。
プラークは歯ブラシである程度は落とすことができますが、ご家庭のケアだけでは磨き残しができてしまうことも多く、表面に残った歯垢が2〜3日経つと唾液のミネラルと結合して歯石へと変化します。
歯石になってしまうと歯ブラシだけで落とすことは難しく、歯科医院で専用の器具を使って除去する必要があります。
着色も同じように専用の器具でなければ落とすことが困難です。
クリーニングは、歯科専門の器具を使用して、歯の表面を研磨することでこびりついた汚れや着色を取り除き、仕上げにフッ素塗布やトリートメントを行います。
このように、クリーニングは歯の表面の汚れを落とすことはできますが、ホワイトニングのように歯の内部の着色や黄ばみを落とすことはできません。
清潔感のある美しい口元には、見た目の美しさも重要ですが、むし歯や歯周病がないことも大切です。
ホワイトニングでは歯の見た目を白く美しく整え、会う人に清潔感のある爽やかな印象を与えることができます。
そこにクリーニングも併用して歯垢や歯石を除去すれば、むし歯や歯周病のリスクを減らすことができ、後々の健康で美しい歯と歯ぐきを守ることにつながります。
ホワイトニングとクリーニングを組み合わせることで、健康面と審美面のどちらも追求することができます。
美容情報の充実や海外からの影響で、日本でも歯の美しさが以前よりも重要視されるようになってきています。
最近では、男性でホワイトニングを希望される方も増えてきました。
白く健康な歯は、老若男女問わず若々しく爽やかな印象を与えます。
ホワイトニングとクリーニングで、いつまでも健康で美しい歯を維持しましょう。